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#フリーWi-Fiについて

　駅やコンビニ、カフェなどで使えるフリーWi-Fi、みなさんも一度は使ったことがあるのでは無いのでしょうか？現在、2020年の東京オリンピックに向けて、 訪日外国人向けなどを中心に利用できる場所が増えています。

上図のように、 フリーWi-Fiを利用している人は半数を超えており(校内調査、母数108)、身近な存在になりつつあります。
普及が進んでいるフリーWi-Fiとセキュリティについてこれから学んでいきましょう。


#接続の安全性


　フリーWi-Fiには脆弱性（弱点）があることを知っていますか？フリーwi-fiは誰でもログインできることから 接続に必要なパスワードがありません。つまり、暗号化して通信内容を守るといったことがなされていないのです。 あなたはフリーwifiを利用しているときに重要なデータの入っているサイトにログインしたり、カード情報などの重要な個人情報を入力したりしていないでしょうか？

　それらを防ぐためには、個人情報をできる限り入力しないこと、通信内容が暗号化されるVPN（Virtual Private Network）の使用が推奨されます。 フリーwi-fi向けのVPN接続アプリはGooglePlayストアやAppStoreでダウンロードすることができます。 また、フリーwi-fi自動接続アプリにVPNの機能が備わったものもあります。（ex;タウンwi-fi等）


#偽のフリーWi-Fi

　また、フリーwi-fiには偽物も出てきています。それらはあたかも本物のような紛らわしいSSID（Wi-Fiの名前）を設定し、 ハッカー（ここでは、悪質な目的を持った犯罪者）はユーザーが間違えて接続するのを待ち、 ユーザーが接続するためにパスワードや個人情報を入力するとそれがハッカー（ここでは、悪質な目的を持った犯罪者）などの悪質な目的を持っている第三者に奪われてしまうという詐欺のようなものです。

その際のログイン画面等の入力画面は本物ではなく（あたかも本物のような）、ハッカー（ここでは、悪質な目的を持った犯罪者）が設定したものになり、 その有害なwi-fiに接続したときには正しいURLを入力しても偽のサイトに誘導されるようになっています。
　また、端末が危険な状態にありますなどという嘘のサイトに飛ばし、セキュリティーソフトと称するウイルスアプリをダウンロードさせようとしてきます。 このように、偽の有害なフリーwi-fiは危険なものなのです。

　しかし、フリーwi-fi接続アプリを利用すれば、その有害なwi-fiに接続されることはありません。 登録済みの正しいフリーwi-fiを自動で探して接続するためです。それらのアプリを利用することを推奨します。




次は、ソフトとセキュリティについて見ていきましょう。
ソフトとセキュリティ