#ページ概要
ここではポート開放についてを
ポート開放…知ってます?
ポートとは
ポート開放とは
IPアドレスの枯渇問題
IPアドレスの枯渇解決!?
ポート開放のリスク
ここではポート開放についてを
ポート開放…知ってます?
ポートとは
ポート開放とは
IPアドレスの枯渇問題
IPアドレスの枯渇解決!?
ポート開放のリスク
#ポート開放…知ってます?
皆さん、ポート開放はご存知でしょうか?某建築系サンドボックスゲームのマイン○○○○をやってる人なら知っている人もいるのではないでしょうか? ポート開放の説明に行く前にそもそもポートとは何なのでしょうか?そこから見ていきましょう。
#ポートとは
そもそもポートとは複数のアプリケーションが通信を行うために作られた概念です。 もともとは一つのPCにつき1つのアプリケーションしか通信できませんでした。
それではあまりにも不便なため、ポートを作り、それぞれのアプリケーションが通信できるポート(門)を作り、 それに番号をつけアプリケーションにも番号を与えてあげる事によって、複数のアプリケーションが通信可能になったというわけです。
#ポート開放とは
そして、ポート開放というのは、通信できるアプリケーションにポート番号を関連付け(番号を与えてあげること)をすることです。ポート開放が必要になるときは、PC同士で相互接続するとき (別のPCなどに自分のPCから接続しデータの転送などをするときなど。)アプリケーション を使うときやサーバーを立てるときですが、そもそもなぜポートを開放しなければならないのでしょうか? その説明をするには、「NAT」と「IPアドレスの枯渇」について説明が必要になります。
#IPアドレスの枯渇問題
そもそも、IPアドレスというのはネットに接続するときに割り当てられる住所のようなものですが、 そのアドレスは従来の方式IPv4という方式で割り当てていました。これは255の4乗の数までしか割り当てることができません。つまり、4228250625人(約42億)の端末にしか割り当てることができないのです。 地球の人口は70億近くいますから、PCやスマートフォンなどの普及によりこれでは足りなくなってしまったというわけです。そこで登場したのが「NAT」という方式です。
#IPアドレスの枯渇解決!?
この「NAT」はそれぞれのPCやスマートフォンに与えていたローカルIP(プライベートIP)アドレスを、グローバルIPアドレスに変更する技術のことです。 インターネットはグローバルIPアドレスを使用して構築したネットワークですが、公的ではないネットワークではプライベートIPアドレスを使用して構築されたネットワークなので、 そのネットワークの中からインターネットに接続する場合、プライベートIPアドレスをグローバルIPアドレスに変換(NAT)をする必要があります。 これによりグローバルIPの枯渇問題を少し解消したわけであります。このとき、更にIPv6という方式が新しく誕生しました。
この方式はIPv4と比べると非常に多い約340澗(かん 10の36乗)個の IPアドレスを割り当てることができます。 この方式の登場により「IPアドレスの枯渇」問題は解消されました。 IPアドレスの説明が終わったので、ポート開放のリスクに戻りましょう。
#ポート開放のリスク
上記のより、ポートについては理解していただけたと思います。そのポートを開放するためそれなりのリスクが伴います。ポートの番号を第三者(友達を含め)に渡すわけですから、 その番号を使い第三者は、 サーバーとなる自分の端末に入れるわけです。端末に入れる事により、マルチプレイが可能となるわけですが、もしその中に悪質な考えを持つ人が潜んでいた場合、 簡単に端末をハッキングできるということを覚えていてほしいです。
サーバー用OSを利用している場合は、セキュリティーもしっかりしているので安心ですが、 通常のコンシューマー向けOS(windows10やmacOSなど)を利用している場合は注意が必要です。信頼できる人以外にポート番号を教えるのはできる限りひかえて頂きたい。
#まとめ
ポートの開放をむやみやたらにせず、用がなくなったら忘れずにポートを閉鎖しましょう。
自分のグローバルIPアドレスを赤の他人に教えたりしないようにしましょう。
チャットでケンジが発言している通り、自分が何をしようとしているのかを理解してからやりたいことを実行しましょう。
ポートの開放をむやみやたらにせず、用がなくなったら忘れずにポートを閉鎖しましょう。
自分のグローバルIPアドレスを赤の他人に教えたりしないようにしましょう。
チャットでケンジが発言している通り、自分が何をしようとしているのかを理解してからやりたいことを実行しましょう。
次のページで未来のセキュリティについて見ていきましょう。